ため池を活用したエコビジネスを考えるフォーラム
開催趣旨:
我が国では,2050年までに,温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする,すなわち脱炭素社会(カーボンニュートラル)の実現が目指されている。脱炭素社会に向けて,今後の産業のあり方も大きく変わることが予想される。その大きな潮流のなかで,ため池や農地,山林といった地域資源をどのように管理・活用していけばいいのか。
本フォーラムでは,エコビジネスという視点から,ため池の管理・活用のあり方を考える。具体的には,農家・市民・ビジネスセクターの連携の実態や,脱炭素社会におけるため池のポテンシャルについて話題提供していただく。また,社会・環境・経済,それぞれの領域で活動なされてきた方々をお招きし,ため池を活用したエコビジネスのあり方や取り組むべき課題,研究機関が果たすべき役割について総合討論をおこなう。
開催概要:
日時: 2021年2月26日(金)17:30-20:00
場所: 東播磨フィールドステーション(加古川市神野町神野690-1)
実施主体:
主催:東播磨フィールドステーション※
兵庫県東播磨県民局
共催:農村計画学会西日本ブロック地区セミナー
神戸大学大学院農学研究科地域連携センター
いなみ野ため池ミュージアム運営協議会
※東播磨フィールドステーションは,ため池などの地域資源を保全・活用していくために,行政(兵庫県東播磨県民局)と3大学(神戸大学大学院農学研究科,京都大学大学院農学研究科及び兵庫県立大学地域創造機構)が連携し,運営している地域の研究・交流拠点である(2018年6月開所)。
参加方法:
①オンライン参加
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- 以下のフォームに必要事項をお書きください。
https://forms.gle/kLLDmjBaSN99XZZr9 - フォームに記載していただいたメールアドレスにzoomリンクを送付させていただきます。
- 申し込み期日:2/19(金)
- 以下のフォームに必要事項をお書きください。
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②現地(東播磨フィールドステーション)での参加
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- 定員は20名となっています。
- 必要事項を記入のうえ,以下の問い合わせ先に連絡(電話かメール)してください。
- 必要事項:名前(ふりがな),所属,生年月日,電話番号,エールアドレス
電 話:0794-40-7822
メール:e-harima & people.kobe-u.ac.jp (※&→@) - 申し込み期日:2/19(金)
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プログラム:
17:30-17:35 開会挨拶
伊藤裕文(東播磨県民局長)(仮)
17:35-18:00 活動報告
柴崎浩平(神戸大学大学院農学研究科 助教)
「東播磨フィールドステーションのこれまでとこれから」
18:00-18:50 基調講演
長野宇規(神戸大学大学院農学研究科 准教授)
「脱化石燃料時代のため池景観を考える」
休憩(10分)
19:00-19:50 総合討論
パネリスト:
池本廣希(いなみ野ため池ミュージアム運営協議会 副会長)
野村隆幸(兵庫南農業協同組合 代表理事専務)
内平隆之(兵庫県立大学地域創造機構 教授)
丹羽英之(京都先端科学大学バイオ環境学 准教授)
井筒耕平((株)sonraku 代表取締役/神戸大学 学術研究員)
ファシリテーター:
中塚雅也(神戸大学大学院農学研究科 准教授)
19:50-20:00 総括・閉会挨拶
星野 敏(京都大学大学院農学研究科 教授)
以上