春期大会のお知らせ

農村計画学会2023年度春期大会について(第3報)

学術研究委員会
春期大会実行委員会

  • 日 時    2023年4月15日(土)
  • 会 場    オンライン開催(Zoom等を使用)
  • 参加費    無料
  • 日 程

10:30-12:00  総会(会員のみ出席可,申込み不要)
13:30-17:00  春期シンポジウム(公開:会員以外も参加可,詳細は別紙参照)
「デジタルトランスフォーメーションってなぁに? ─農村計画の視点から─」

  • 参加申込み方法
    • 総会への出席方法は学会ホームページおよび会員レターでお知らせします。
    • 春期シンポジウムは事前の参加申込みが必要です(申込み締め切り:4月10日(月))。申込みフォームのURLは学会ホームページ等でお知らせします。
      当日の参加方法は,事前に参加を申し込まれた方々にEメールでお知らせします(4月11日以降)。
  • 春期大会に関する詳細等
    • 2022年度まで春期大会で行っていたポスターセッションは,今年度より秋期大会で実施します。
      なお,2023年度の秋期大会は12月9~10日に開催予定です(会場:茨城大学農学部)。
    • 詳細は随時学会ホームページおよび会員レターでお知らせします。
    • 問い合わせ先:春期大会実行委員会
      E-mail:arp_spring_2023 [at] rural-planning.jp ([at]を@にしてください)
  • 春期大会実行委員会(学術研究委員会が兼務します)

牧山正男(委員長,茨城大学),若菜千穂(特定非営利活動法人いわて地域づくり支援センター),田口太郎(徳島大学)


2023年度春期大会シンポジウム(第3報)

春期シンポジウムWG

  • 日 時:2023年4月15日(土)13:00~17:00
  • 会 場:オンライン(YouTube Liveを使用)
  • テーマ:デジタルトランスフォーメーションってなぁに? ─農村計画の視点から─
  • 趣 旨:

 近年,デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進の必要性が多くの分野で指摘されている。内閣官房は地方からのデジタル実装化,またそれを通じた地方活性化の推進を目的に,2021年にデジタル田園都市国家構想実現会議を設置し,予算措置も含めて取り組んでいる。2022年6月に公表された基本方針によれば,地方創生の基本的方向を定めたまち・ひと・しごと創生総合戦略に替わるものとしてデジタル田園都市国家構想総合戦略(仮称)の策定が示されており,農村計画学会としてもその動きは注視する必要がある。

 こうしたデジタル化に関する取り組みは2000年のIT基本戦略から始まり,以来20年以上にわたって継続的に行われてきている。その間,次々と示される新たな施策を十分に咀嚼できず,対応しづらさを感じている人も少なくない。さらにこうした施策は,本来は実際の課題解決の手段として活用されるべきものであるが,現場レベルでは技術の導入そのものが目的化してしまうケースが散見される。

 そこで本シンポジウムでは,現在進められているデジタルトランスフォーメーションが,これまでの施策と何がどう異なるのかについて農村計画の視点から検討し,理解を深める。また,農村におけるデジタルトランスフォーメーションによる課題解決への適用可能性や,適用にあたっての障壁に関する意見共有を行う。それらにより,“DXってなぁに?”という素朴な疑問から今後のあり方までを参加者全員で議論したい。

  • プログラム:

13:00~13:05 開催挨拶 一ノ瀬友博(学会長,慶應義塾大学)

13:05~13:10 趣旨説明 齋藤朱未(同志社女子大学)

13:10~14:30 第1部:講演会

    1. 基調講演 デジタル政策と農村の可能性 太田直樹(株式会社 New Stories)(講演概要)
      デジタルは世界各国で政策の中心となっている。そして,その対象は都市やeコマース等サービス産業だけでなく,1次産業,食糧の流通,農村地域のエネルギー,治水や治山などに広がっており,デジタルによる価値創造の前線は,むしろ農村にあるのではないかという兆しもある。デジタル田園都市国家構想などの最近の動きを踏まえて,農村の可能性を探究する。
    2. 講演 ICTは農村地域に何をもたらすか? 鬼塚健一郎(京都大学)
    3. 講演 デジタルと、なにか 山形巧哉(合同会社山形巧哉デザイン事務所)
      (14:30~14:40 休憩)

14:40~15:10 第2部:事例報告等

    1. パネラーからの報告①(先進事例:高橋幸照(農事組合法人元丈の里営農組合 代表理事))
    2. パネラーからの報告②(先進事例:鍜治淳也(美波町役場産業振興課 課長補佐)
    3. 論点整理(岩崎亘典(農研機構農環研))

15:10~16:50 第3部:パネルディスカッション

コーディネーター 一ノ瀬友博(同前)

パネリスト 各登壇者

16:50~17:00 閉会挨拶:上野裕士(副学会長,内外エンジニアリング株式会社)

  • 参加方法
    • 事前の参加申込みが必要です(申込み締め切り:4月10日(月))。
      https://forms.gle/iFC1yATQxqaZrL426
      当日の参加方法は,事前に参加を申し込まれた方々にEメールでお知らせします(4月11日以降)。
      (終了)
    • 詳しくは春期大会実行委員会にお問い合わせください。
      E-mail:arp_spring_2023 [at] rural-planning.jp ([at]を@にしてください)
  • 春期シンポジウムWG(50音順):

岩崎亘典(同前),上野裕士(同前),鬼塚健一郎(同前),齋藤朱未(同前),田口太郎(徳島大学),法理樹里(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター),牧山正男(茨城大学)